蘭たちの栽培環境

そういえば開花写真は撮っていれども栽培環境はご紹介していませんでした.
私の蘭たちは全部水槽の中で管理しています.


一番のメリットは室内下に比べ湿気を室内に漏らさず,水槽内を高湿度下におけるということです.また早春から晩秋にかけてはエアコンを24時間フルにかけて室温管理を行っています.水槽栽培では水槽内の温度変化が比較的ゆっくりとしたことにあります.室内下に直接おいているとエアコンや扉の開閉,外気温の影響を直接受けてしまい,植物たちもストレスフルになってしまうのではと考えています.


そして室内で管理している上で欠かさないのが人工光です.クロロフィルaとクロロフィルbに反応する波長の光がバランスよく配合されているであろう,ボルクスジャパンの RS122 FUV を一台の水槽につき二機で照射しています.
ただし直接照射すると簡単に葉焼けしてしまうので,遮光ネットをガラス蓋の上に置いています.


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まずは一番多い Paph. tonsum の水槽です.ぎっちり入っています.

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次に小型の Paph たち( barbigerum や helenae,tranlienianum )が入っている水槽です.

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次に Paph の希少原種とシダが入っている水槽です.

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最後に Paph. druryi 等が入っている水槽です.